テフ
テフは茶、赤、または白色をしており、乾いてやせた土地でも生育をすることが可能です。エチオピアとエリトリアでは主食とし食されており、柔らかく発酵させインジェラというフラットブレットを作るのに使われています。インディアンやオーストラリア人の中には砕いて粉状にし、南インドで食べられているドーシャと呼ばれる米とブラックグラムを発酵させたパンに似たものを作るのに用いる人もいます。テフはケシの実よりも小さい形状をしています。ブラウンシュガーのような味を引き出すために、調理前に炒って用いられたりもします。非常に消化が良く、また鉄分やカルシウムが豊富な事でも知られております。